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レイ・アンソニー(RAY ANTHONY)
「ザ・ヤングマン・ウィズ・ザ・ホーン」(THE YOUNGMAN WITH THE
HORN)
レイ・アンソニー(RAY ANTHONY)の「ザ・ヤングマン・ウィズ・ザ・ホーン」
(THE YOUNGMAN WITH THE HORN)です。
CAPITOLの12インチオリジナル盤、モノラルになります。
レコード番号はT−373。
このレコードは1950年代にリリースされたもので、詳しいことは不明ですが、レイ・アンソニー&ヒズ・オーケストラによる
演奏です。

レイ・アンソニーと言えば、少々ニヤケた白人トランペッター&バンド・リーダーですが、50年代を上手く渡った演奏家とし
て有名ではあります。

元々グレン・ミラー楽団やジミー・ドーシー楽団に在籍したことがあり、その後(1940年代後半)に自己のバンドを結成し
ています。その経歴からも、それらビッグ・ネーム楽団の特徴を適当に織り込んだ様子が窺えます。

グレン・ミラーよりはエモーショナルな響きですが、悪く言えばやや端正さには欠けるかもしれません。

1950年代当時には結構な人気バンドでしたので、これはこれで楽しめる演奏だと思います。

12インチ盤には10インチ盤に加えて4曲ほど追加されていますので、10インチオリジナルに拘らなければお得な1枚で
しょう。

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レスター・ヤング(LESTER YOUNG)
「ジ・アラジン・セッションズ」(THE ALADDIN SESSIONS)、2枚組
レスター・ヤング(LESTER YOUNG)の「ジ・アラジン・セッションズ」(THE 
ALADDIN SESSIONS)、2枚組です。
BLUENOTEの復刻時でのオリジナル仕様になります。
レコード番号はBN−LA456−H2。
パーソネルは、テナー・サックスにレスター・ヤング、その他には、トランペットにハワード・マギーほか、トロンボーンにヴィ
ック・ディッケンソン、ピアノにドド・マーマローサやジョー・オーバニー、ギターにフレディ・グリーンほか、ベースにレッド・カ
レンダーやカーティス・カウンス、ドラムスにジョニー・オーティスやチコ・ハミルトン、ロイ・ヘインズらとなっています。

1945年・46年の録音はLA、1947年はシカゴ、1948年はニューヨークと、どんどん東へ移っており、それでサイドメン
が変化しています。

このレコードは、マイケル・カスクーナによるBLUENOTE発掘シリーズの一つで、1975年頃のリリースになります。レス
ター・ヤングがアラジンに吹き込んだ全曲を録音順に集大成したアルバムで、発売当時は中々話題になりました。

レスター・ヤングがアラジンに録音を残したのは、1945年から48年に掛けてのことで、キーノート(KEYNOTE)時代に
続く演奏を聴くことができます。

SAVOY〜KEYNOTE〜ALADDIN〜SAVOYと続く履歴を埋めるには抜かすことのできない記録ではないでしょうか。

レスターの最盛期は、1940年代前半までとされ、その後兵役に取られて戻ってからのレスターは聴くに堪えないという
のが定説ではあります。しかし、ここいらに収められた演奏や、更に後のヴァーブ盤などでは十分鑑賞に堪える、いや最
も滋味に富む演奏を披露していたように私には思えます。

今やCDでも入手困難な「アラジン・セッション」をLPでいかがでしょうか。

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レスター・ヤング(LESTER YOUNG)
「スウィンギング・レスター・ヤング」(SWINGING LESTER YOUNG)
レスター・ヤング(LESTER YOUNG)の「スウィンギング・レスター・ヤング」
(SWINGING LESTER YOUNG)です。
SCOREでのオリジナル盤になります。
レコード番号は、SLP−4028。
パーソネルは、テナー・サックスにレスター・ヤング、その他には、トランペットにハワード・マギーほか、アルト・サックスに
ウィリー・スミス、トロンボーンにヴィック・ディッケンソン、ピアノにドド・マーマローサやジョー・オーバニー、ベースにレッド・
カレンダーやカーティス・カウンス、ドラムスにジョニー・オーティスやチコ・ハミルトン、ヘンリー・タッカーらとなっています。

収録曲は、A面に「D.B. BLUES」、「LESTER BLOWS AGAIN」、「THESE FOOLISH THINGS」、「JUMPIN' AT MESNER'
S」、「IT'S ONLY A PAPER MOON」、「AFTER YOU'VE GONE」、「LOVER, COME BACK TO ME」の7曲、B面に
「JAMMIN' WITH LESTER」、「YOU'RE DRIVIN' ME CRAZY」、「LESTER LEAPS IN」、「SHE'S FUNNY THAT WAY」、
「LESTER'S BE-BOP BOOGIE」、「S.M. BLUES」の6曲、計13曲です。

このレコードは、1958年だかにSCOREからリリースされたもので、元々はALADDINないしはINTROが原盤になりま
す。以前にご紹介した、マイケル・カスクーナによるBLUENOTE発掘シリーズで、1975年頃のリリースだった、レスタ
ー・ヤングがアラジンに吹き込んだ全曲を録音順に集大成したアルバムにも同じ内容のものが含まれていました。で、発
売当時は中々話題になりました。

レスター・ヤングがアラジンに録音を残したのは、1945年から48年に掛けてのことで、キーノート(KEYNOTE)時代に
続く演奏を聴くことができます。SAVOY〜KEYNOTE〜ALADDIN〜SAVOYと続く履歴を埋めるには抜かすことのでき
ない記録だと私は思います。

レスターの最盛期は1940年代前半までとされ、その後兵役に取られて苛められた末に戻ってからのレスターは聴くに
堪えないというのが定説ではあります。しかし、ここいらに収められた演奏や、更に後のヴァーブ盤などでも十分鑑賞に堪
える、あるいは逆に最も滋味に富む演奏を披露していたように私には思えます。

どこかに笑うべきところを見つけて、寸評しようかと思っていましたが、残念ながら笑えそうなパートはありません。レスタ
ーの偉大さに浸るしかないようです。レスターを貶したら罰が当たりますね…。

SCOREのLPは中々に珍しいものかもしれません。レコード盤自体も分厚い重量盤ですので、持てる喜びは一入のよう
です。

今となってはCDでも入手困難なアラジンとイントロのセッションをLPでいかがでしょうか。

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レスター・ヤング(LESTER YOUNG)
「プレス」(PRES)
レスター・ヤング(LESTER YOUNG)の「プレス」(PRES)です。
CHARLIE PARKERレーベルのオリジナルになります。
レコード番号はPLP−402。
パーソネルは、テナー・サックスのレスター・ヤングは間違いありませんが、ピアノにカウント・ベイシーが加わっている以
外は不詳で、おそらくはベイシー楽団のメンバーだと思われるものの、確かなことは分かりません。

このアルバムは、1961年に上記CPレーベルからリリースされましたが、内容は1936年の録音になります。ジョン・マ
ッケランのライナーによりますと、家庭用テープレコーダで録音されたライブ盤とのことです。

家庭用テレコ音源ですから推して知るべしの音質で、お世辞にもハイファイとは言えません。数多あるパーカーの私家録
音盤に慣れている方には全く問題ありませんが、今風の録音しか知らない方には極めてローファイな音質でしょう。

演奏自体は音質の貧弱さを補って余りあるキラ星の如きものです。スィンギーなプレイには心踊るものがあり、ビバップの
ルーツらしきものを知らしめてくれる好例のように思いますので、必聴盤としてお薦めしておきます。

収録曲は、A面に「(Lester's)Blues」、「I Cover The Waterfront」、「These Foolish Things」、「Lester Leaps In」の4
曲、B面に「Sunday」、「Destination Moon」の2曲の計6曲で、ハイライトはA面の「Lester Leaps In」とB面の2曲かと思
います。

誰だか全く分かりませんが、すべての曲に登場してレスターに伍するプレイを披露するトランペッターがかなり秀逸で、ま
たレスター・ヤングの流れるが如きソロが素晴らしく、聴き進むうちにプアな音質は全く気にならなくなります。名演の為せ
る業に違いありません。

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レッド・ガーランド(RED GARLAND)
「レッド・イン・ブルースヴィル」(RED IN BLUES-VILLE)
レッド・ガーランド(RED GARLAND)の「レッド・イン・ブルースヴィル」(RED IN 
BLUES-VILLE)です。
PRESTIGE原盤のリイシューで、リリースはファンタジーになりますが、よくあ
るOJCとは違います。
レーベルから推測するに1970年代の再発と思われます(レーベルには1972年のクレジットがあります)。ペラペラの盤
質になる以前のものですから、ジャケットともにそれなりの重厚感は残しています。

パーソネルは、ピアノにレッド・ガーランド、ベースにサム・ジョーンズ、ドラムスにアート・テイラーという、定番みたいな組
み合わせです。

ガーランドのピーク時における録音ですから、何の不安もなく楽しめます。このオッサンがボクシングをしていたとは到底
思えない独特のタッチは永遠ですね。サム・ジョーンズが結構好調です。

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