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ベニー・カーター(BENNY CARTER)
「ファーザー・デフィニションズ」(FURTHER DEFINITIONS) |
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ベニー・カーター(BENNY CARTER)の「ファーザー・デフィニションズ」
(FURTHER DEFINITIONS)です。
IMPULSEのオリジナル盤かと思われます。レーベルが白黒ですので、見本
盤かもしれません。モノラル仕様になります。
レコード番号は、A−12。 |
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パーソネルは、アルト・サックスにベニー・カーターとフィル・ウッズ、テナー・サックスにコールマン・ホーキンスとチャーリ
ー・ラウズ、ピアノにディック・カッツ、ギターにジョン・コリンズ、ベースにジミー・ギャリソン、ドラムスにジョー・ジョーンズと
なっています。新旧取り混ぜたような不思議なメンバーではないでしょうか。ボブ・シールしてやったりのアルバムかもし
れません。
このレコードは、1961年の11月に録音されたもので、ホーキンスやカーターの名人芸が手軽に楽しめる好盤です。
収録曲は、A面に「Honeysuckle Rose」、「The Midnight Sun Will Never Set」、「Crazy Rhythm」、「Blue Star」の4曲、
B面に「Cotton Tail」、「Body And Soul」、「Cherry」、「Doozy」の4曲、計8曲です。
どの曲も上記パーソネルのオン・パレードでして、聴きようによっては単なる安易制作盤かと受け取れないではないです
が、そこはベテランたちの集合で水準以上のプレイを聴かせます。予想外にジミー・ギャリソンが実にはまっています。
「俺っち、コルトレーンとだけじゃないもんね」と彼の独り言が聞こえてきそうな気になりました。
カーターのオリジナルが2曲含まれてはいますが、大半は有名曲で、1曲目はご存知カーターの愛奏曲「Honeysuckle
Rose」です。作曲者のファッツ・ウォーラーやアンディ・ラザフよりもカーターの演奏の方が今やメジャーになってしまいまし
たね。
2曲目がクインシー・ジョーンズによる「The Midnight Sun Will Never Set」(邦題「真夜中の太陽は沈まず」とはこれまた
安易に過ぎますな…)です。スローなテンポでの名人芸をお楽しみあれ。
「Crazy Rhythm」は明るいテーマ・メロディーに乗ってゴキゲンにスィングするスタンダード・ナンバー。ジャンゴ・ラインハ
ルトの演奏でも有名な1曲です。1937年から24年目の演奏なんですな。
その他、B面も好演の連続ですが、長くなりますので曲紹介はここいらで終わっといて。
さて、ジャケット中面にはプレイヤーそれぞれの写真が収録されていて、これも見ものです。真面目そうに写っているカッ
ツ、ギャリソン、ジョーンズ。さらには、負けるもんかと意地になっていそうなフィル・ウッズとチャーリー・ラウズのツー・ショ
ット。最後に、余裕を表したカーターとホーキンスが仲良しツー・ショットで笑わせます。しかし録音時もハットを被ったまま
のホーキンスでした。ハットしてグットきて、とはこのことなんでしょうか…。 可哀相にギターのジョン・コリンズだけ写真
がありません、と思ったらカッツの後ろで背中を見せていました。顔写真は写してもらえなかったコリンズですが、「こんな
ことではコリンズ」とばかりにこの後も頑張っていたようです。 |
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ベニー・グッドマン(BENNY GOODMAN)
「ザ・グッドマン・タッチ」(THE GOODMAN TOUCH) |
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ベニー・グッドマン(BENNY GOODMAN)の「ザ・グッドマン・タッチ」(THE
GOODMAN TOUCH)です。
CAPITOLのオリジナル10インチ盤で、当然ながらモノラル仕様になります。
レコード番号はH−441。 |
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パーソネルは、クラリネットのベニー・グッドマンを始めとして、ピアノにジミー・ロウルズやテディ・ウィルソン等、ベースに
ハリー・ババシン、ドラムスにトム・ロマーサやジェームズ・クロフォード、アコーディオンにアーニー・フェリス等となっていま
す。
ジャケット裏面には、2、3、4、5という表記があり、すなわちデュエット、トリオ、クァルテット、クィンテットを意味していま
す。それぞれ2曲ずつ収録されており、趣きの異なったフォーマットを楽しめる1枚ではあります。
このレコードは1953年にリリースされたもので、ビッグバンドではないグッドマンを堪能できる逸品です。
当然ながらほぼ全編に渡ってグッドマンのクラリネットがフィーチュアされており、あの偉大な奏者の少々違った一面を確
認できるのが貴重かもしれません。好き嫌いはあるでしょうが、グッドマンはやっぱり上手なソロ奏者に間違いはありませ
ん。 |
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