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ナット・キング・コール(NAT KING COLE)
「10TH ANNIVERSARY PART.1」
ナット・キング・コール(NAT KING COLE)の「10TH ANNIVERSARY PART.1」
です。
CAPITOLの10インチ、オリジナル盤になります。
レコード番号はH1-514。
このレコードは1953年にリリースされたもので、キング・コールのデビュー10周年記念アルバムのパート1になります。
A面にはピアノトリオによる演奏、B面にはオーケストラをバックにしたコールの歌唱が収録されています。リリース当時に
おいては全て未発表マスターからのセレクトでした。

まあ、説明の必要などないほど有名な「キング・コール」ですから、その演奏も推して知るべしで、余計なことを言うのは野
暮でしょう。

いずれカップリングされた状態で再発されていたかもしれませんが、オリジナルで2枚揃えておくのも悪くはありません。

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ナット・キング・コール(NAT KING COLE)
「10TH ANNIVERSARY PART.2」
ナット・キング・コール(NAT KING COLE)の「10TH ANNIVERSARY PART.2」
です。
CAPITOLの10インチ、オリジナル盤になります。
レコード番号はH2-514。
このレコードは1953年にリリースされたもので、キング・コールのデビュー10周年記念アルバム、パート2になります。
パート1と同様に、A面にはピアノトリオによる演奏、B面にはオーケストラをバックにしたコールの歌唱が収録されていま
す。リリース当時においては全て未発表マスターからのセレクトでした。

まあ、説明の必要などないほど有名な「キング・コール」ですから、その演奏も推して知るべしで、余計なことを言うのは野
暮でしょう。

いずれカップリングされた状態で再発されていたかもしれませんが、オリジナルで2枚揃えておくのも悪くはありません。

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ナット・キング・コール(NAT KING COLE)
「アンフォーゲッタブル」(UNFORGETTABLE)
ナット・キング・コール(NAT KING COLE)の「アンフォーゲッタブル」
(UNFORGETTABLE)です。
CAPITOLのオリジナル、12インチ盤になります。
レコード番号はT357。
このレコードは1952年に録音されたオリジナル10インチ盤の後、1955年にリリースされた12インチ盤で、彼の有名曲
を収録した決定盤の一つです。バックはネルソン・リドル・オーケストラで、極めて丁寧に歌うコールが秀逸です。

正に美しい歌唱の見本とも言うべき内容で、生粋のジャズとは言えないかもしれませんが、コールの偉大さを再認識でき
る好盤です。こういう歌唱に触れることは、蓋し快感ではないでしょうか。

収録曲は、10インチ盤に収録されていた「Unforgettable」、「Portrait Of Jenny」、「What'll I Do」、「Lost April」、「Too
Young」、「Mona Lisa」、「For Sentimental Reasons」、「Red Sails In The Sunset」の8曲に加えて、「Hajji Baba」、
「Pretend」、「Make Her Mine」、「Answer Me, My Love」の4曲が追加されています。

今でも街角やテレビのCMで、彼の歌う曲を頻繁に耳にします。彼の名を知らなかったとしても、どこかで耳にして既に彼
の歌声は、あなたの記憶に無意識のうちに刻まれているのではないでしょうか。

1950年の初頭は、彼がソロ活動を開始した時期で、その1950年には娘のナタリー・コールが生まれています。この頃
は公私共に気力の充実した時期だったことが窺えます。

「ガラガラ声を出すために喫煙している」と言い、相当のヘビースモーカーだったコールは、健康を害して1964年に引退
しましたが、その翌年にカリフォルニアはサンタモニカで48歳の生涯を閉じます。いかにも早すぎる死ではありました。

彼の歌唱は、敢えて付加すべきものがないほど評価が定まっていますから、ついでに言及するのは野暮というものです。
誰かが仰っていましたが、「身も凍るほど納得するキングであった…」という言葉でウマク表されていますな。

日本でナット・キング・コールのアルバムを入手するのは簡単で、ベスト盤などのCDが多数リリースされています。しかし
ご興味のある方には、やはりオリジナルLPをお薦めします。リマスタリングとかいう巧妙な謳い文句では表現し得ない何
かが、ここにはありそうです。

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ナット・キング・コール(NAT KING COLE)
「アンフォーゲッタブル」(UNFORGETTABLE)
ナット・キング・コール(NAT KING COLE)の「アンフォーゲッタブル」
(UNFORGETTABLE)です。
CAPITOLのオリジナル10インチ盤になります。
レコード番号はH357。
このレコードは1952年の録音で、彼の有名曲を収録した決定盤の一つです。バックはネルソン・リドル・オーケストラで、
極めて丁寧に歌うコールが秀逸です。

正に美しい歌唱の見本とも言うべき内容で、生粋のジャズとは言えないかもしれませんが、コールの偉大さを再認識でき
る好盤です。こういう歌唱に触れることは、蓋し快感ではないでしょうか。

収録曲は、「Unforgettable」、「Portrait Of Jenny」、「What'll I Do」、「Lost April」、「Too Young」、「Mona Lisa」、「For
Sentimental Reasons」、「Red Sails In The Sunset」の8曲で、どれもどこかで耳にした名唱と言えます。

今でも街角やテレビのCMで、彼の歌う曲を頻繁に耳にします。彼の名を知らなかったとしても、どこかで耳にして既に彼
の歌声は、あなたの記憶に無意識のうちに刻まれているのではないでしょうか。

1950年の初頭は、彼がソロ活動を開始した時期で、その1950年には娘のナタリー・コールが生まれています。この頃
は公私共に気力の充実した時期だったことが窺えます。

「ガラガラ声を出すために喫煙している」と言い、相当のヘビースモーカーだったコールは、健康を害して1964年に引退
しましたが、その翌年にカリフォルニアはサンタモニカで48歳の生涯を閉じます。いかにも早すぎる死ではありました。

日本でナット・キング・コールのアルバムを入手するのは簡単で、ベスト盤などのCDが多数リリースされています。しかし
ご興味のある方には、やはりオリジナルLPをお薦めします。リマスタリングとかいう巧妙な謳い文句では表現し得ない何
かが、ここにはありそうです。

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ナット・キング・コール(NAT KING COLE)
「ラブ・イズ・ザ・シング」(LOVE IS THE THING)
ナット・キング・コール(NAT KING COLE)の「ラブ・イズ・ザ・シング」(LOVE IS 
THE THING)です。CAPITOLのリイシュー盤かと思われます。
オリジナルは1957年のリリースですから、オリジナル盤だともう少し厚いよう
な気もしますので、一応リイシュー盤としておきます。
このレコードは1956年の録音で、スタンダードバラード集になります。バックはゴードン・ジェンキンズ編曲、指揮のストリ
ングス入りオーケストラで、ゆったりとしたテンポで丁寧に歌うコールが秀逸です。正にバラード歌唱の見本とも言うべき
内容で、生粋のジャズとは言えないかもしれませんが、コールの偉大さを再認識できる好盤です。正確で美しい発音と歌
唱を聴くことは、ある種快感です。現在、CDでも廃盤のようですので、この名盤をLPでいかがでしょうか? 

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ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)
「イエスタデイズ・ラブ・ソングス、トゥデイズ・ブルース」(YESTERDAYS
LOVE SONGS・TODAY'S BLUES)
ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)の「イエスタデイズ・ラブ・ソングス、トゥ
デイズ・ブルース」(YESTERDAYS LOVE SONGS・TODAY'S BLUES)です。
CAPITOLのオリジナル盤、モノラル仕様になります。
レコード番号はT2012。
このレコードは1963年にリリースされたもので、「HOLLYWOOD MY WAY」に続くアルバムです。ジェラルド・ウィルソン・
オーケストラをバックに、主にジャズ・スタンダード・ナンバーを歌っています。どうもこの時期には、ナンシーをどういう形で
売り出すべきか、レコード企画側にも迷いがあったように窺えます。

しかし、この1年後「HOW GLAD I AM」で彼女はR&B部門でグラミー賞を受賞します。ここから更に間口を広げた活動に
なっていき、一頃はテレビ番組も受け持つほどの人気者になりました。

というわけで、このアルバムは20代後半に差し掛かった彼女が、最もジャズにリーンした1枚とも言えそうです。

私としては、愛聴曲である「Someone To Watch Over Me」が収録されているので嬉しいアルバムですが、客観的には1
曲目の「The Song Is You」や最後の「Blue Prelude」の評価が高そうです。また、繰り返しますが彼女の正確なディクショ
ンによる歌唱は、安心できる類いの一つですし、持っていて損はない1枚かと思います。

ジャケットの写真は何だか憂いを帯びた表情で、今一つと言えなくもないところです。

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ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)
「トゥデイ、トゥモロウ、フォーエヴァー」(TODAY,TOMORROW,
FOREVER)
ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)の「トゥデイ、トゥモロウ、フォーエヴァ
ー」(TODAY,TOMORROW, FOREVER)です。
CAPITOLのオリジナル盤、ステレオ仕様になります。
レコード番号はST−2082。
このレコードは1964年のリリースで、「Yesterday's Love Songs・Today's Blues」の後に発表されたものです。

当時のヒット・ソング(ラブ・ソング)を集めたような構成で、ボサノバの「One Note Samba」や有名な「Unchain My
Heart」、「I Left My Heart In San Francisco」などが収録されています。時代のポップス・スタンダードを解釈している彼
女ならではの選曲でしょうか。

バックはよく分からないのですが、一応オーケストラによる伴奏です。

ジャズ・ボーカルという範疇では、エラ・サラ・カーメンなどとはレベルの違うナンシー・ウィルソンですが、これらの楽曲に
聴かれる正確な発音は、ある種気持ちの良い経験です。そんなところが蓋し好適盤で、また、尚且つ分かりやすいところ
が彼女の特質だったように今にして思います。

今や貫禄のジャズ・ボーカリストとして活躍する彼女ですが、40年程前は何とも可愛い女性だったことは事実で、ジャケ
ットの写真は案外にお宝の部類なのかもしれません。

一頃のスイング・ジャーナル人気投票でトップの地位を占めていたのも、安易ながら分からぬでもありません。

カップリングされたCDで再発されているかもしれませんが、ジャケットの有り難味といい、オリジナルLPに勝るものは無
さそうです。

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ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)
「ハート・ソー・バッド」(HURT SO BAD)
ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)の「ハート・ソー・バッド」(HURT SO 
BAD)です。
CAPITOLのオリジナル盤になります。
レコード番号はST−353。
このレコードは1969年にリリースされたもので、名盤と言われる「BUT BEAUTIFUL」の2年前、ナンシー・ウィルソン
32歳時のアルバムです。

収録曲には「SPINNING WHEEL」などもあり、当時のヒット曲をも収めた、些か純ジャズとは言い難い路線ですが、こ
れがまた彼女の持ち味と言えなくもありません。

一時のジャズ・ボーカル界ではビューティフルと持て囃された彼女で、ジャケット裏面には「She's so beautiful, beautiful
lady…」との記載があり、エラ・サラ・カーメンなどとは歌唱力に差があるところを容姿でカバーしようとした見え見えの戦略
が垣間見れ、今となっては面白おかしく感じます。

CDでの復刻もままならぬ、ちょいとレアなアルバムをオリジナルLPでいかがでしょうか?

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ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)
「ハリウッド・マイ・ウェイ」(HOLLYWOOD MY WAY)
ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)の「ハリウッド・マイ・ウェイ」
(HOLLYWOOD MY WAY)です。
CAPITOLのオリジナル盤、モノラル仕様になります。
レコード番号はT1934。
このレコードは1963年にリリースされたもので、ハリウッドのヒット曲、すなわち映画音楽のナンバーを採り上げたもので
12曲が収録されています。

前作はブロードウェイのミュージカルに題材を求めていましたが、今回は映画音楽です。主だったところでは、「My
Shining Star」「Days Of Wine And Roses」「Moon River」などが収録されています。

バックは前作と同じくジミー・ジョーンズのアレンジと指揮により、その他詳細はよく分かりませんが、どうやらトランペット
にピート・カンドリ、ベースにバスター・ウィリアムズが参加しているようです。

収録された曲は1936年の「Did I Remember」(Suzy)から1962年の「Days Of Wine And Roses」(同)までを選りすぐっ
てカバーしており、作曲者ではCole Porter、 Jerome Kern、 Henry Manciniなどが並び、作詞者ではJohnny Mercerの
作になるものが目に付きます。ジョニー・マーサーは流石に大したものです。

ラストに「You'd Be So Nice To Come Home To」が収録されていますが、例えば有名なヘレン・メリルのそれと比べてみ
るなどは止した方が良さそうです。ナンシー・ウィルソン流の歌唱をこそ楽しむべきで、極めてノーマルな表現と理解する
のが正しい姿勢でしょう。変に追求するのは、ここでは野暮というもので、当時26歳のナンシー・ウィルソンにとっては、こ
れで十分だったと解釈すべきなのでしょう…。

オマケで申せば、ナンシー・ウィルソンの美点は、本来なら必須の基本たる正確な発音による歌唱だと思います。この点
においては、いい加減な発音でお茶を濁している凡百の歌手とは歴然と異なります。CAPITOLには、かのナット・キン
グ・コールという格好のお手本が在籍していましたから、自ずと学習されたものと推測されます。

余談ですが、ジャケットには彼女の格好のよい写真が採用されています。幾分かの誇張はあるかもしれませんが、幾多
の御大に伍するためには、こういう切り口も必要不可欠だったのでしょうか。後年、彼女はこの名声の殿堂に名前を刻む
ことになりますが、当時はおそらく夢にも思っていなかったはずです。

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ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)
「ブロードウェイ・マイ・ウェイ」(BROADWAY MY WAY)
ナンシー・ウィルソン(NANCY WILSON)の「ブロードウェイ・マイ・ウェイ」
(BROADWAY MY WAY)です。
CAPITOLのオリジナル盤、モノラル仕様になります。
レコード番号はT1828。
このレコードは1963年にリリースされたもので、ブロードウェイのヒット曲、すなわちミュージカルのナンバーを採り上げた
もので12曲が収録されています。

過去に何人もの歌手に何通りもの解釈で歌われてきたナンバーですが、彼女はウォームに陽気で軽快なジャズ・フィーリ
ングを伝えています。

バックはジミー・ジョーンズのアレンジと指揮によりますが、参加ミュージシャンにはピアノにルー・レヴィー、サックスにビ
ル・パーキンス、ギターにジョン・グレイ、トロンボーンにルー・マクリーリー、ドラムスにケニー・デニスなどのメンバーが参
加しています。

CAPITOLでのデビュー作「Like In Love」をリリースしてから後にキャノンボールに色目を使って有名になり、その翌年の
1963年にリリースされたのが本アルバム以下の3枚(「Broadway My Way」、「Hollywood My Way」、「Yesterday Love
Songs, Today's Blues」)で、この年には3枚のアルバムをリリースしたことになり、かなりのハイペースではありました。

この頃、ナンシー・ウィルソンはダウンビート誌の人気投票で2位に入っていたといいます。ちなみに1位はずーっとエラ・
フィッツジェラルドだったそうです。当時のエラは別格として、2位に入るんですから大したものだと思います。アメリカ人も
キュートなレディには弱いようですな…。

何度か言いましたが、ナンシー・ウィルソンの美点は、本来なら必須の基本たる正確な発音による歌唱だと思います。い
い加減な発音でお茶を濁している凡百の歌手とは、この点で明らかに異なるのです。CAPITOLには、かのナット・キン
グ・コールという格好のお手本が在籍していましたから、自ずと学習されたのではないでしょうか。

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